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1.どこまで腎臓の病気が進んだら、透析や移植が必要になるのでしょう?
血清クレアチニン値が8.0mg/dl以上、血清尿素窒素値が100mg/dl以上が目安ですが、個人差があります。 |
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2.透析を避けられる方法は有りますか?
慢性腎不全で腎機能が10%以下になってしまうと唯一の避けられる手段は腎臓移植です。でもすぐには移植はできないので、まずは透析を始める必要があります。 |
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3.透析を始めると二度とやめられなくなるというのは本当ですか。
透析を始める原因が慢性腎不全の場合は、失われた腎臓の働きは決して回復はしないので透析を続けなければなりません。原因が急性腎不全の場合は完全に治る可能性も高いので透析は一時的な治療となります。 |
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4.慢性腎炎は必ず透析が必要になるのですか。
慢性腎炎でも腎機能が低下しないものはいくらでもあります。でも悪くなる可能性を考えて定期的に診察を受けるのが大事です。 |
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5.CAPDって何ですか。
透析法の一つで持続的携行式腹膜還流のことです。
(腎臓病のABCに詳しく説明してあります。) |
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6.透析を始めると一生続けなければいけないのですか。
腎臓移植が成功しない限り、慢性腎不全で腎機能が廃絶してしまうと腎臓は治りません。答えは残念ながらイエスです。
しかし、 原因が急性腎不全の場合は完全に治る可能性も高いので透析は一時的な治療となります。
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7.腎臓移植は危険ですか。
現在は治療法が大変進歩し、経験の多い施設では腎臓移植で患者さんが亡くなることはほとんどありません。
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8.血液透析は週に何回するのですか。
週3回です。
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9.腹膜透析(CAPD)はどんな人がするのですか。
活動範囲が広く社会復帰を積極的にしたい人。逆に心機能が著しく悪く血液透析に絶えられない人。小児で移植を待っている患者。 |
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10.透析患者では出産が可能でしょうか?
1996年、東京女子医大の東間先生らが行った調査によれば、女性33、889名 の妊娠件数は172件(0.44%)で出産件数は90件(0.23%)でした。透析療法下に
ある女性の妊娠率の低さが伺われます。 詳細に調査できた妊娠74回について みますと、出産に成功したものは45回(60.8%),流産が23回(31.8%)でした。
出産に成功した45回のうち37回が早産であり、正期産は8回(17.8%)に過ぎま せん でした。これ等の資料を元にして次のようにお答え致します。
1)現在、全身状態が安定しているのであれば、妊娠を考慮してよい。
2)但し、上記のように、妊娠しても流産・早産の可能性が高い。
3)妊娠中は厳しい医学的な管理が必要となる。
4)血圧上昇、切迫早産、未熟児出生の危険度が高い。
5)妊娠が判明したら、出来るだけ尿毒症の影響を子どもに与えないために 透析回数や時間延長など細やかな配慮が必要となる。
6)何よりも苦難に打ち勝とうとする患者さん御自身の気持ちと 周囲の人々の勇気付けが求められます。
(日鋼病院の大平先生) |
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11.子供の腎臓移植のために私の腎臓を提供したいのですが、何歳まで可能でしょうか?
何歳までならば腎移植の提供者になれるかは決まっていません。もちろん若い方(50歳以下)の方がよいのですが、生体腎では高齢の方からの腎移植も行われています。
その際注意すべき点は、提供者の不利になってはいけないということで、つまり、腎臓を提供したために以後の生活に支障をきたしてはならないということです。あなたの健康状態を十分に検査し、特に異常がなければ生体腎移植も可能と考えます。実際に臓器移植ネットワークでも70歳以上の方からの死体腎移植を行う場合もあります(生着しています)。
日本医科大学第二内科 飯野靖彦先生 |
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12.慢性腎臓病とはなんですか?
1. 慢性腎臓病は糖尿病や高血圧による腎臓障害、IgA(アイジーエイ)腎症などの慢性糸球体腎炎、多発性嚢胞腎など沢山の原因による慢性に経過する腎臓病の総称で、2002年に米国で提唱され現在は世界的な用語になっています。
2. 腎臓の働き(糸球体濾過値)が60%未満に低下すると、心筋梗塞などの心臓病になって死亡する危険性が増します。糖尿病や高血圧、肥満、高脂血症などのメタボリックシンドロームは心臓病を引き起こす重要な原因となりますが、これらにより腎臓が侵され慢性腎臓病になると飛躍的にその危険性が高まります。
3. 慢性腎臓病が進行し腎不全となり透析療法をしなければならなくなる原因の第1位は糖尿病、第2位はIgA(アイジーエイ)腎症などの慢性糸球体腎炎です。年間3万6千人があらたに透析療法を日本では開始しています。
4. 慢性腎臓病は高血圧の原因となります。血圧が130/80以上の方は先の2つの簡単な検査を定期的にうけて、早期発見につとめましょう。
5. 糖尿病が進行すると慢性腎臓病になります。尿中アルブミン濃度が30 mg/gを超えたらその兆候です。腎臓専門医にも受診してください。
( 秀和綜合病院腎臓内科 塚本雄介) |
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