CKD-MBD ガイドラインの今後

KDIGO CKD-MBD第2回マドリードカンファレンス報告

国際腎臓病ガイドライン機構であるKDIGOは2013年11月25-27日にマドリードでCKD-MBDに関するコントロバーシーカンファレンスを開催した。約50名の世界のこの分野でのエキスパートが招聘された。

日本からはKDIGO CKD-MBDガイドラインの作業部会に参加している深川雅史(敬称略)の他、風間順一郎、濱野高行が招聘された。

このマドリード会議は第2回目となり1回目は2005年にRenal Osteodystrophyとして開催されこの会議でCKD-MBDという用語が創出されている。

今回はその後2009年に発表されたCKD-MBDガイドラインの改訂を検討する会議となっている。その内容を参加した3先生に解説していただく。

深川雅史

1983年  東京大学卒業

2000年  神戸大学腎臓内科助教授

2009年  東海大学腎内分泌代謝内科教授

現在に至る

その間、CJASN副編集長、KDIGO CKD-MBDガイドライン作業部会委員、日本透析医学会にてCKD-MBD診療ガイドライン委員長を務める

風間順一郎

1987年  新潟大学医学部卒

1996年  聖ヴィンセント医学研究所研究員

2003年  新潟大学医学部附属病院集中治療部講師

2009年  新潟大学高次救命災害治療センター准教授

2010年  新潟大学医歯学総合病院血液浄化療法部准教授

濱野高行

1998年  大阪大学医学部医学科卒業

1999年  旧大阪府立病院(現大阪府立急性期・総合医療センター)内科研修医

2000年  関西労災病院内科レジデント

2005年  大阪大学大学院修了

2005年  大阪大学医学部附属病院血液浄化部医員

2007年  大阪大学大学院医学系研究科老年・腎臓内科助教

2008年  ペンシルバニア大学臨床疫学・生物統計学フェロー

2012年  大阪大学大学院医学系研究科腎疾患統合医療学 寄附講座助教

2010年より日本腎臓学会ISN/JSN連携強化委員(現グローバル連携強化委員)

2012年より“Journal of Bone and Mineral Metabolism” Editorial Board

塚本雄介

1976年  北里大学医学部卒

2000年  腎臓ネット開設

2008年~Asian Forum of CKD Initiative (AFCKDI)議長

2009年~KDIGO Executive Committee委員

2010年~KDIGO Implementation Task Force委員会委員長

2011年~IMSグループ板橋中央総合病院副院長

contents

第1章:chapter 1
マドリードカンファレンスで何が討議されたか?
深川雅史(東海大学医学部内科学系腎内分泌代謝内科教授)
第2章:chapter 2
KDIGO CKD-MBDガイドライン改訂の方向性は?
風間順一郎(新潟大学医歯学総合病院血液浄化療法部准教授)
第3章:chapter 3
EVOLVE研究に見られる統計手法の問題と課題
濱野高行(大阪大学大学院医学系研究科腎疾患統合医療学寄付講座助教)
第4章:chapter 4
KDIGO活動の現状ーガイドライン作成・改訂、コントロバーシーカンファレンスと インプリメンテーション活動ー日本の貢献は?
塚本雄介(IMSグループ板橋中央総合病院副院長)