利尿薬の作用機序に学ぶ腎生理と疾患別実践的な投与法

監修・執筆:佐々木 成 東京医科歯科大学名誉教授(腎臓内科学)・医療法人社団清湘会理事長

はじめに

利尿薬は臨床においてどの分野でも重要な薬剤であり、特に急性期治療においては欠かせない薬物となっている。

その種類は多岐にわたり臨床的な適応が広がる一方、適切な利尿薬の選択と容量設定にはその薬剤の作用機序を始めとした特質を十分に理解する必要がある。

この理解は腎生理の知識とその病態に基づくものでなかればならない。

今回の特集ではこうした研究のまさに先頭を担ってきた佐々木成先生に腎生理の基本を利尿薬の作用機序の観点からわかりやすく解説していただく。

また利尿薬の臨床的応用について知っているべき点をまとめてみた。特に医学生、研修医、腎臓専門医を目指す医師に読んでほしい。これらの知識は特に重症浮腫性疾患の治療に役立つものと思う。

(腎臓ネット 塚本 雄介)

佐々木 成 (ささき せい)

(東京医科歯科大学名誉教授・医療法人社団清湘会理事長)
昭和49年 東京医科歯科大学医学部 卒業 同第二内科入局
昭和54年 University of California, San Francisco 留学
平成14年 東京医科歯科大学大学院 腎臓内科学 教授
平成20年 東京医科歯科大学 副学長併任
平成26年4月 東京医科歯科大学 名誉教授
平成27年4月 医療法人社団清湘会 理事長
専門: 内科・腎臓学・水電解質代謝・腎での物質輸送の分子生物学

Contents

第1章
尿濃縮のメカニズムと利尿薬の作用部位、
そして生じるそれぞれの電解質(血中および尿中)およびRAA系の変化
東京医科歯科大学名誉教授(腎臓内科学)・医療法人社団清湘会理事長 佐々木 成
第2章
各種利尿薬の特徴と投与法
板橋中央総合病院腎臓内科 塚本雄介(腎臓ネット)

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