二次性副甲状腺機能亢進症治療の最先端

はじめに

ちなみにCKD-MBDという疾患(症候)概念を発明したのはKDIGOの2005年第1回マドリード会議だが、2009年に最初のCKD-MBDガイドラインが発表された。

その後シナカルセトによるEVOLVE研究が発表されたことや、DXAによる骨密度評価の前向き研究の結果が重なって報告されたこともあり、それが2017年の改訂へと繋がった。

その詳細は先の特集34「KDIGO CKD-MBDガイドライン2017年改訂版」に譲り、今回は副作用を減じた新しいカルシミメティクスが登場したこともあり、CKD-MBDの一大要素である二次性副甲状腺機能亢進症に合わせて、この分野のリーダーにお願いして特集を組んで見た。

(腎臓ネット代表 塚本 雄介)

塚本 雄介

IMSグループ板橋中央総合病院腎臓内科主任部長(腎臓ネット代表)
1976年 北里大学医学部 卒業
2000年 腎臓ネット開設
2003年 秀和綜合病院副院長
2005年 東京医科歯科大学医学部臨床教授
2006年 米国腎臓財団より国際貢献賞受賞
2009年 KDIGO常任理事
2011年 IMSグループ板橋中央総合病院 赴任

小岩 文彦

昭和大学藤が丘病院 腎臓内科 教授
1987年 昭和大学医学部 卒業
1989年 昭和大学藤が丘病院 内科腎臓 医員
2011年 昭和大学藤が丘病院 腎臓内科 准教授
2016年 昭和大学藤が丘病院 腎臓内科 教授
  日本CKD-MBD研究会 事務局

永野 伸郎

日高会日高病院腎臓病治療センター研究統括部長
東京女子医科大学東医療センター客員教授
1982年 京都大学農学部 卒業
1984年 京都大学農学部修士課程修了
1984年~2011年 キリンビール(株)、キリンファーマ(株)、協和発酵キリン(株)
医薬探索/医薬開発/薬理研究所 主任研究員 副理事
2011年~ 現在に至る

常喜 信彦

東邦大学医療センター大橋病院腎臓内科
1990年 東邦大学医学部医学科 卒業
2005年 パリ ネッカー病院
2010年 東邦大学医療センター大橋病院腎臓内科准教授

庄司 哲雄

大阪市立大学大学院医学研究科 血管病態制御学研究教授
1985年 大阪市立大学医学部 卒業
1987年 国立循環器病センター研究所(山本章部長)
1991年 大阪市立大学医学部大学院 修了
1992年 米国ペニントン医学生物学研究所
2012年 大阪市立大学大学院医学研究科 老年血管病態学 准教授
2018年 血管病態制御学 研究教授

角田 隆俊

東海大学医学部 腎内分泌代謝内科 教授(八王子病院)
1989年 東海大学医学部 卒業
2007年 東海大学医学部 腎内分泌代謝内科 准教授
2009年 東海大学医学部付属病院腎センター長
2015年 東海大学医学部腎 内分泌代謝内科 教授
(東海大学医学部付属八王子病院 勤務)
その他
2006年 日本透析医学会 二次性副甲状腺機能亢進症ガイドライン作成委員
2012年 日本透析医学会 CKD-MBDガイドライン作成委員

Contents

第1章
CKD-MBD診療ガイドラインレビュー
(IMSグループ板橋中央総合病院腎臓内科部長 / 腎臓ネット代表)塚本 雄介
第2章
A)カルシミメティクスをめぐる最新のエビデンス
(昭和大学藤が丘病院腎臓内科教授)小岩 文彦
B)カルシミメティクス治療の問題点
(ア)消化器症状
(日高会日高病院腎臓病治療センター研究統括部長
 東京女子医科大学東医療センター客員教授)永野 伸郎
(イ)低カルシウム血症
(東邦大学医療センター大橋病院腎臓内科准教授)常喜 信彦
第3章
ビタミンD療法のUp-To-Date
(大阪市立大学大学院医学研究科血管病態制御学研究教授)庄司 哲雄
第4章
カルシミメティクス時代の副甲状腺摘出術の意義と位置付け
(東海大学医学部付属八王子病院腎内分泌代謝内科教授)角田 隆俊

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